アンドールの伝説 基本セット全5章+外伝4つをクリアしたので感想を書く

アンドールの伝説を買いました。
アンドールの伝説 基本セットパッケージ
協力型ボードゲームの定番として有名すぎるゲームですが、
いつも品切れ。

独立拡張版の「アンドールの伝説 最後の希望」の発売とともに
基本版も再販されるだろうとふんで、拡張の発売日前日から
毎日Amazonやボードゲームショップのサイトをチェックし、
拡張の発売翌日くらいに購入できました。

価格は定価+1000円でしたが、まだ良心的なほう。

※今はまた品切れしている模様。

こんな豪華なコンポーネントがぎっしりつまっているので、
量産できないのはしかたないね。
アンドールの伝説 コンポーネント

ゲームの舞台は横84cm×縦56cmの巨大ゲームボード。
新聞紙を広げたのと、ほぼ同じ大きさ。

裏面もあるよ!

アンドールの伝説のルール

伝説(シナリオ)ごとにパーティに任務があたえられて、
ぜんいんで協力してクリアを目指す協力型RPG系ボードゲーム。

説明書は伝説1(チュートリアル)用の冊子が1つと、
通常の説明書が1冊入っています。

いきなり全部を理解する必要はなくて、
伝説ごとに要素がじょじょに増えていき、
遊びながら段階的に理解できるようになっています。
ボードゲーム初心者にはありがたい。

伝説3のみで使う宿命カードなど、
特定の伝説でしか使わないルールもあり、
プレイした感触も伝説ごとに少し違います。

冒険中には怪物もでてくるので、任務の達成も一筋縄ではいきません。
ヴァルドラクが出現したときの絶望感は異常。
アンドールの伝説 ヴァルドラク

怪物を倒せればお金または意志力(体力みたいなもの)が手に入り、
ショップで攻撃力をあげたり、
便利なアイテムを購入できたりします。

このへんは、普通のRPGっぽい。

しかし伝説ごとに行動できるのは12日だけ。

しかも、モンスターを1体たおすごとに1日が経過してしまうので、
無計画に倒していると、すぐに日数をオーバーしてしまいます。

そのため、敵を倒すより「どの敵を倒さないか」が重要。

放置しすぎると、城がモンスターに蹂躙されてゲームオーバーなので、
日数と敵の進路を計算しつつ、放置する敵と倒す敵を考えていく感じです。

バランスはシビアで、農民を犠牲にして、
怪物に食われているあいだに任務を達成していく
非情さが必要。

敵が大勢でてきて、もうダメじゃね? という絶望からの
ギリギリクリアできた時の達成感がハンパない。

3人プレイだとトロールやヴァルドラクは基本放置になるので、
強そうな敵を倒したい人は4人プレイの方がいいかも。

TRPGでいうGM(進行役)は、この物語カードがやってくれます。
アンドールの伝説 物語カード 裏面

ストーリーの状況説明、ゲームのルールの解説、
怪物の出現の指示なんかが書いてあります。
アンドールの伝説 物語カード 表面

そのため、ぜんいんがプレイヤーとして遊べるのが魅力。
TRPGは好きなんだけど、少人数だと
ちょっと微妙だなーという人も楽しくプレイできます。

基本セットで使える勇者(職業)

アンドールの伝説の基本セットで使える勇者は4タイプ。

勇者ボードは片面が男、もう片面が女になっていますが、
男女で能力に差はありません。

コンピューターゲームだと魔法使いキャラはHPが少ない
などがありますが、アンドール伝説では
勇者のタイプによってステータスに差が出ることは、ほぼないです。
(一部をのぞいて、意志力・攻撃力の初期値は同じ)

そのため、基本的には固有能力と外見のイメージで選ぶ感じです。

勇者のステータスやアイテムは、伝説ごとに初期化されます。
(引き継ぎなし)

毎回違ったキャラを使ってもいいのですが、
なんとなくみんな同じキャラを使っていました。

私が戦士、家族2人が射手・魔術師の3人パーティでした。

ロールプレイしながらプレイしたいときには、
公式サイトに世界設定やキャラクターの
バックグランドストーリーが掲載されています。

アンドールの伝説 公式サイト:
http://www.arclight.co.jp/ag/al/index.php

戦士(バランス型)

アンドールの伝説 戦士

キャラクターの固有能力:
井戸を飲み干した時の意志力増加が+5になる。(通常は+3)

井戸ドーピングによって意志力を増やしやすいキャラクター。
戦闘時に振れるダイスの数も多く、
兜をかぶってゾロ目を連発すると脳汁がでます。

運による振れ幅が大きめなので、
ダイスの目で一喜一憂しやすいです。

意思力が高いため、夜間行動をしやすく、
機動力もそこそこあります。

能力にデメリットがない&効果がシンプルなので、
初心者にも扱いやすいです。

射手(支援)

アンドールの伝説 射手

基本セットの勇者のなかで唯一
デメリットのある能力を持っています。
そのかわり多芸。

キャラクターの固有能力:
1マス離れたところから敵に攻撃できる。
ただし、戦闘時にダイスが1つずつしか振れない(=ゾロ目がでない)

ダイスの出目は最後に振ったもののみ採用されます。
たとえば「4」を出したあとで「3」を出してしまったら、
出目は「3」になります。
(ダイスを振るのを途中でやめることもできます)

戦闘時のダイスの出目を2倍にできる
魔女薬(めっちゃ強い)を安く購入できます。

ドワーフ(アタッカー)

アンドールの伝説 ドワーフ

固有能力:
ゲームボードの71番にあるショップで
攻撃力を買うとき、価格が1ゴールドになる。(通常は2ゴールド)

ダイスの出目は運要素がからみますが、固定値は裏切らない。
場所限定とはいえ、攻撃力を伸ばしやすいため、
安定感のあるアタッカーになります。

ただし行動できる時間が常にギリギリなので、
鉱山に行けるだけの時間的余裕を作るのが難しいです。

魔術師(支援)

アンドールの伝説 魔術師

固有能力:
戦闘中、1ラウンドにつき1回勇者ダイスを反転できる。

ダイスを振った直後にしか使えませんが、
1の出目を6にしたり、味方のダイスを反転させてゾロ目にしたり
運の要素を少なくできます。

意志力が増えても振れるダイスが増えないため、
ルーンを装備して特別な黒いダイスを振るケースが
多くなるので、ちょっと特別感があります。

1プレイは約2時間。がっつりやりたい人も満足

初心者向けのボードゲームって、
1プレイ30分くらいのライトなゲームが多いイメージですが、
私はどっちかというと長時間ガッツリやりたいタイプなので
(最低でも1時間はやりたい)、
アンドールの伝説はすごく楽しめました。

ルールも段階的に覚えられるので、
初心者だけで遊びやすいところも○。

ボードゲーム初心者だけど重量級のゲームをやってみたい!
って人にはピッタリあうゲーム。

運要素が少なめなこともあって、
クリアできたときには達成感がありました。

プレイ時間

実際にアンドールの伝説クリアにかかった回数を表にしました。

プレイした順番は、ストーリーの時系列順に、
伝説1→伝説2→伝説3→外伝2→伝説4→外伝1→伝説5→外伝3です。

外伝は公式サイトに物語カードのPDFが置いてあるので、
印刷して使います。

アンドールの伝説(基本セット)のプレイ回数の目安
シナリオ プレイ回数
伝説1 1回
伝説2 1回
伝説3 3回(ゲームオーバー2回)
外伝2 3回(ゲームオーバー2回)
伝説4 1回
外伝1 2回
伝説5 1回
外伝3 1回

13回×2時間と計算して、トータルで約26時間かかりました。
クリアするまでのプレイ時間もコンピューターゲーム並み。

伝説3はのボスは4枚あるボスカードの中から1枚ランダムに選ぶ方式、
外伝1のボスは3枚あるボスカードの中から1枚ランダムに選ぶ方式に
なっているので、30時間以上は遊べます。

外伝は本編のシナリオよりも難易度が高めに設定されているようでした。

外伝を先にやってしまうと、伝説5(基本セットの最終章)の難易度が
拍子抜けするぐらい簡単に感じましたので、
クリア後のお楽しみにしてもいいかもしれません。

1度プレイすると、どのタイミングで怪物が出現するかわかってしまい、
2回目以降は難易度が下がるのでリプレイはあまり向きません。

とはいえ、各伝説を1回ずつクリアするだけで
相当のボリュームがあるので満足感はかなり高かったです。

また、公式サイトで難易度を上げる/下げるための
ミニ拡張が公開されているので、
2回目以降は難易度を上げてみてもいいです。

アンドールの伝説 公式サイト:
http://www.arclight.co.jp/ag/al/index.php

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする